3月5日(土) 北九州学術研究都市会議場で平成27年度療育研修報告会を実施しました。今年度で35回目、そして北九州市福祉事業団設立50周年の記念報告会になりました。
小池学園からも低学年と中高生のソーシャルスキルに関する取り組みを、2演題報告させていただきました。どちらも1年間を通して、計画的に取り組んだ内容なので、参加していただいた方にも興味深く聞いていただけたようでした。
報告をまとめるというのは手間と時間がかかり、発表するときは緊張で手に汗握っているようですが、経過や結果をより良い療育に繋げていくためにも、このような機会を大いに活用し、他の施設の取り組みに刺激を受ける貴重な機会と感じました。
今年度の演題は
講演「障がいを持つ子供の きょうだい を支える」
九州大学大学院人間環境学研究院 透矢 浩一 教授
事業団内報告
1 「学童期に対するソーシャルスキルトレーニング」 小池学園たんぽぽ棟
2 「社会不適応が見られる中軽度児への支援プログラムの検討2年次」 小池学園ひまわり棟
3 「利用者やご家族に寄り添う支援について」 総合療育センター
4 「利用者の高齢化に伴うより良い支援を行うための取り組み」 ひよりの丘
5 「家庭への支援~ペアレントトレーニングの取り組み~」 引野ひまわり学園
6 「知的障害を伴う自閉症スペクトラム症児への支援~グループ活動での療育内容の検討2年次~」 若松ひまわり学園
7 「保育所等訪問支援で保育所の職員と連携して取り組んだ支援」 到津ひまわり学園
8 「在宅生活が続いた成人期の発達障害者に対する取り組み~生活支援プログラムの実施」
事業報告(事業団外)
1 「事業内容(児童発達史園・放課後等デイサービス)について」 子ども発達支援センターいっぽ 久田恵子 氏
2 「事業内容について」 北九州市障害者基幹相談センター 米村知希子 氏
講演いただいた透矢先生、事業報告をいただいた久田先生、米村先生、貴重なお話を伺うことができ、心よりお礼申し上げます。
カテゴリ:園長 2016/03/09